伊豆市所蔵美術品デジタルミュージアム

紅白梅 [こうはくばい]

員数:
6曲1双
制作年:
明治末~大正初
材質:
屏・紙・着色
サイズ:
各 98.5cm × 233.6cm
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 6曲1双の屏風に、1対の紅梅と白梅を描いた作品。
 梅は花のさきがけとして、早春にその清楚な花を咲かせ、馥郁とした香りを放つことから、古来中国やわが国の貴族、文人らに愛され、詩歌や絵画にとりあげられてきた。
 本屏風では、右隻に画面外から白梅に向かって枝をのばす紅梅、左隻には老成した樹幹をみせる白梅が描かれる。このように紅梅と白梅が離合する構図は、尾形光琳(1658-1716)筆「紅白梅図屏風」(国宝)と同様であるが、左右隻ともに大きく余白をとり、穏やかな色調で古木の風情をすっきりと示したところに、柳湖の粋な感性が感じとれる。